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選ばれる不動産店舗へ! 集客力を高める内装の基本

インターネットでの情報収集が主流となった今でも、お客様が「最終的な決断」をする場は、やはり店舗です。



しかし、「なんとなく入りにくい」「どんな人が対応してくれるか不安」といった不動産店舗のネガティブなイメージが、せっかくの来店機会を遠ざけているケースは少なくありません。店舗の内装は、単なる業務を行うための事務所ではなく、お客様の不安を取り除き、初めての対面で「信頼感」を築くための最高の営業ツールとして考えましょう。



本記事では、集客と成約率の最大化を目指す不動産経営者の方へ向け、不動産の店舗内装の具体的なデザインのポイントから実務的な計画までを解説します。内装の力を最大限に活用し、選ばれる店舗づくりを始めましょう。

不動産店舗の内装が重要視される3つの理由

まずは不動産店舗の内装が重要視される理由をみていきましょう。

理由①:来店者の「信頼感」を左右するため

不動産は高額な契約を扱う業種であり、店舗の第一印象がそのまま「信頼できるかどうか」の判断材料になります。特に、清潔感・整理具合・照明の明るさは来店直後に無意識のうちに評価される部分です。



汚れた壁や古い設備、暗い照明はそれだけでマイナスイメージにつながってしまいます。逆に、明るく開放感のある店内は“この店舗なら安心して相談できそう”という印象を与え、初回の相談につながりやすくなるのです。

理由②:相談しやすい環境づくりが成約率に影響するため

不動産の相談は、家族構成、収入、将来の計画など、非常にプライベートな内容に踏み込むことが多く、長時間に及ぶことも珍しくありません。お客様が安心して本音を話せる環境が整っているかどうかが、成約率に直接影響します。



重要なのは、お客様のプライバシーを確保することです。接客ブースにローパーテーション(低い間仕切り)を設置し、隣の席からの視線を遮るようにしましょう。また、席と席の物理的な距離を適切に確保することもおすすめです。

理由③:地域イメージに合ったデザインでブランド力が育つため

店舗の内装や外観は、その地域でどのような顧客層をターゲットにしているかを無言で伝える「ブランドの看板」です。単に流行を追う「おしゃれ」な内装ではなく、地域の顧客層に寄り添い、親近感や安心感を与えるデザインこそが、強いブランド力と継続的な集客を生み出します。



たとえば、高級住宅地であれば、落ち着いた木目や上質な素材を用いた内装が富裕層の「安心感」を刺激するでしょう。しかし一方で、子育て世代が多いファミリー層の地域では、明るく親しみやすい色使いや、キッズスペースの存在が「利用しやすさ」に直結するはずです。



注意すべきは、内装デザインがターゲット層を絞り込みすぎてしまうことです。過度に洗練されたカフェのような内装にしてしまうと、特に40代以上の男性など、既存の顧客層には敷居が高く感じられ、避けられてしまう可能性があります。地域の顧客層と物件の傾向をよくリサーチし、効果的なバランス点を見つけるようにしましょう。

不動産店舗の内装で押さえるべきレイアウトの基本

では、不動産店舗の内装で重要となる、物件のタイプ選択やレイアウトの基本をチェックしましょう。

物件のタイプ選択

不動産店舗を始める場合、「居抜き物件」と「スケルトン物件」のどちらを選ぶかで内装の自由度と予算が大きく変わります。


【居抜き物件】

居抜き物件とは前のテナントの内装や設備が残っている状態のこと。少ない予算で早めに開業したい人に向いています。

  • メリット:初期費用が抑えられる/短期間で開業できる
  • デメリット:前テナントの動線や配線の影響を受ける



【スケルトン物件】

スケルトン物件は建物の躯体のみが残った状態のこと。ブランド重視の店舗づくりをしたい人におすすめです。

  • メリット:レイアウトが自由/ブランドに合った内装が作れる
  • デメリット:工事費が高く期間も長い

店舗の顔「ファサード・エントランス」

店舗の外観(ファサード)は、来店者の“最初の判断ポイント”です。クリアウィンドウを活用し、物件情報の掲示を見やすく配置すると、「入りやすい店舗」「物件が豊富にありそう」という印象を与えられます。



また、入口から受付までの動線がわかりやすいかどうかも重要です。初めて訪れる人が迷うような配置は避け、受付カウンターは視認性の高い位置に設置しましょう。

受付と接客ブースの配置と数

受付カウンターはシンプルで清潔感のあるデザインが基本です。接客ブースの配置は以下3つを基準に考え、来店者が「周りに話を聞かれない」と感じられる雰囲気作りを目指しましょう。

  • 席同士の適度な間隔
  • 会話の聞こえにくさ
  • プライバシーの保護

来店者と従業員の快適性

お客様だけでなく、従業員にとっても快適で効率的な空間設計は、サービス品質の維持に不可欠です。



キッズスペースの有無は、ファミリー層が多い地域で特に成約率に影響するため、子供連れのお客様が安心して長時間相談できる環境を提供しましょう。安全性を考慮し、受付や接客ブースから見やすい位置に設置することが大切です。



スタッフ動線とバックヤードは、業務効率を左右します。書類保管庫や複合機、電話回線などを集約したバックヤードを設け、従業員が書類を取りに行く際の無駄な移動を減らしましょう。

不動産店舗の内装で重要なポイント

「業務効率」と「信頼維持」を支える土台となる、不動産店舗の内装で重要なポイントを紹介します。

電気・LAN配線の計画を優先する

不動産店舗ではPC台数が多く、ネット環境や電話回線も複数必要です。後から配線を追加すると工事費が膨らむため、開業前の段階で配線計画を優先的に行うことが重要です。

収納計画をしっかり取る

不動産業は扱う書類やパンフレット、鍵が非常に多い業態です。収納が不足しているとカウンターや机に物が溢れ、清潔感や信頼感を損なってしまいます。バックヤードの棚やカウンター裏の収納など、見せない収納を意識しましょう。

防犯カメラ・セキュリティ設備を設置する

顧客情報が多いため、防犯対策は必須です。カメラの位置だけでなく、カウンター後ろの書類やPC画面が外から見えないようにする配慮も大事です。小さな工夫でも情報漏えい防止につながります。

法規制も確実に対応する

内装工事を行う際、デザインや機能性ばかりに気を取られ、法規制への対応を疎かにすることは絶対に避けなければなりません。特に商業店舗では、消防法や建築基準法など、住居とは異なる厳しい規制が適用されます。



具体的には、消防法における内装制限(使用できる壁や天井の素材)、避難経路の確保、消化設備の設置基準などです。また、既存の建物の用途を変更する場合や、大規模な改修を行う場合は、建築基準法に基づく「用途変更」の確認申請が必要になることもあります。

まとめ

不動産店舗の内装は、信頼感・相談のしやすさ・業務効率を支える重要なベースです。配線や収納、動線などの“後から変更しにくい部分”を開業前にしっかり計画しておくことで、長く使いやすい店舗になります。



株式会社バイソンでは、数多くの不動産店舗の内装工事実績があり、新規開業やリニューアルではワンストップでのサポートが可能です。プロフェッショナルならではの幅広い知識と技術で、お客様の理想の店舗づくりと、集客力向上を実現いたします。内装デザインでお悩みの方は、ぜひ株式会社バイソンにご相談ください。

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