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店舗改装の期間はどのくらい?業態別の目安・工期が長引く原因と対処法

店舗の改装は、お店の雰囲気を一新し、設備の入れ替えなどでお客様により良い体験を提供するために行う重要なものです。多くの場合、集客力アップの効果があります。しかし中には、改装にはどのくらいの期間がかかるのか、どのような流れで進むのかと心配な方もいらっしゃるでしょう。そこでこの記事では、店舗改装の期間について解説します。業態別の目安、そして工期が長引く原因とその対処法などをみていきましょう。

店舗改装の基本的な流れと期間

店舗の改装は、小さな変更から大規模な工事までさまざまです。そのため、改装にかかる期間は工事の内容によって大きく異なります。


まずは流れを確認しましょう。店舗改装の一般的な流れは以下の通りです。

  1. 改装工事を依頼する会社の選定
  2. 内覧と現場の調査
  3. 打ち合わせ
  4. 契約
  5. 施工開始
  6. 立ち合い確認と引き渡し


この流れの平均的な期間は1〜2カ月程度です。前述したように実際の改装期間は工事内容によって変わりますが、小規模な改装であれば営業時間外に施行し、2週間程度での完了も可能となります。一方、設備を丸ごと取り替えるなど、大規模な改装の場合は休業のうえで3ヶ月以上かかることもあるでしょう。

改装の規模や内容をよく検討し、リニューアルオープンの時期を決めてから、逆算して適切な期間を設定することが大切です。

業態別の店舗改装期間の目安

店舗の業態によって必要な設備や内装が異なるため、改装期間にも違いがあります。以下は、代表的な業態ごとの改装期間の目安と理由です。

業態期間目安理由
飲食店3〜4ヶ月厨房設備や水回り工事が必要
小売店2〜3ヶ月比較的設備工事が少なくて済む
美容室・サロン3〜4ヶ月給排水設備や特注家具の導入がある
オフィス2〜3ヶ月レイアウト変更や設備導入によって変化する


それぞれの中身をみていきましょう。

飲食店の改装期間

飲食店の改装期間は、通常1ヶ月から2ヶ月程度が見込まれます。飲食店は厨房設備や給排水設備などの特殊な設備が必要で、他の業態と比べて改装に時間がかかる傾向にあります。また、必要不可欠な保健所の許可を取る手続きにも時間が必要です。


さらに、客席のレイアウトや内装にもこだわりが必要なため、デザインの検討にも時間がかかります。ただし、既存の設備を活用できる場合には、改装期間と費用を短縮できる可能性があります。

小売店の改装期間

小売店の改装期間は、一般的に3週間から1ヶ月半程度です。小売店の場合、主に内装と什器の変更が中心となるため、飲食店ほど時間はかかりません。ただし、大型の什器や特注の棚を導入する場合は、その製作期間も考慮する必要があります。


また、商品の搬入や陳列にも時間がかかるため、これらの作業も含めて計画を立てることが大切です。季節や商品の入れ替え時期に合わせて改装するのも効果があります。

美容室・サロンの改装期間

美容室やサロンの改装期間は、通常1ヶ月から1ヶ月半程度です。美容室やサロンは、水回りの設備や専門的な機器が必要なため、その設置に時間がかかります。


また、お客様にリラックスしていただくための雰囲気づくりも重要なので、内装のデザインにも多くの時間をかけます。さらにプラスして、美容室の場合は美容師法に基づく保健所の許可手続きの期間も考慮しなければなりません。

オフィスの改装期間

規模にもよりますが、オフィスの改装期間は通常2週間から1ヶ月程度です。オフィスの改装は、主にパーティションの変更や内装の刷新が中心となるため、多くの場合に比較的短期間で完了します。


ただし、大規模なレイアウト変更や設備の更新を行う場合、そして業務への影響を最小限に抑えるために段階的に改装を進めるケースでは、全体の改装期間が長くなります。

店舗改装の工程と期間の内訳

店舗改装には、いくつかの段階があります。各段階にかかる期間を理解することは、全体の計画を立てる上で重要です。


以下が、工程の流れとそれぞれの期間目安です。

  1. 企画・設計(1ヶ月)
  2. 施工準備(2週間)
  3. 実際の工事(1〜2ヶ月)
  4. 検査・引き渡し(1週間)


それぞれの内容を確認しましょう。

企画・設計段階の期間

企画・設計段階は、改装の方向性を決める重要な段階です。この段階には通常2週間から1ヶ月程度かかります。まず、店舗のコンセプトや目指す雰囲気を決め、そのコンセプトに基づいて具体的なデザインを検討します。この際に、予算や法的制約なども考慮するようにしましょう。


複数のデザイン案を比較検討することも多いため、時間がかかります。しかし、この段階でしっかりと計画を立てることがスムーズな改装につながります。

施工準備段階の期間

施工準備段階は、通常1週間から2週間程度が必要です。この段階では、必要な材料や設備の発注、工事スケジュールの調整、必要な許可の申請などを行います。特注品や納期の長い材料がある場合は、工期を遅延させないためにも早めに発注しておかなければなりません。


また、工事に関わる業者とのスケジュール調整も重要です。さらに、飲食店など許可が必要な業種の場合は、保健所などへの申請手続きも行います。これらの準備をしっかりと行うことで、スムーズに工事が開始できます。

実際の工事期間

実際の工事期間は、改装の規模によって大きく異なりますが、通常2週間から1ヶ月程度です。既存の内装や設備の撤去から始まり、電気工事や給排水工事などの設備工事を行います。


その後、内装工事や塗装工事を進めていき、照明器具や什器の設置を行います。工事中は予期せぬ問題が発生することもあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。また、工事の進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて調整しましょう。

検査・引き渡し段階の期間

検査・引き渡し段階は、通常3日から1週間程度です。工事が完了したら、設計図通りに工事が行われているかを確認します。電気や水道などの設備が正常に機能しているかもチェックし、問題があれば修正を行います。さらに、飲食店など許可が必要な業種の場合は、保健所の検査も受けましょう。


全ての確認が終わったら、業者から正式に引き渡しを受けます。その後、商品の搬入や従業員の教育など、開店に向けた準備を進めてください。この段階でしっかりと確認することで、安全で快適な店舗運営につながります。

改装期間が長引く主な原因と対処法

売り場のレイアウトを変更したり壁紙を張り替えたりする小規模な場合には、さほど工期に影響があるようなトラブルは発生しません。しかし設備の取り換えや内装の一新などの工事では、計画通りに進めてもさまざまな原因で工事が遅れる可能性があります。


そこで、事前にどのような原因が改装期間を長引かせるのか、そしてその対処法にはどのようなものがあるかを確認しておきましょう。


一般的な遅延理由は、以下の5つです。

  • 設計変更
  • 資材や設備の納期遅延
  • 業者のスケジュール調整
  • 天候や災害
  • 許可申請などの遅れ


それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

設計変更

工事が始まってからデザインや仕様を変更するとなると、再調整が必要になります。最初の工程に戻ってやり直すことになるため、全体のスケジュールが狂うだけでなく、費用も大きくかかってしまいます。


【対処法】

前述したように、企画・設計段階でしっかり綿密に計画しておくことが必要です。改装の目的や予算、希望する完成時期などを明確にし、それに基づいて具体的なデザインや工事内容を決めていきます。設計や設備の選定を施工前には確定させておくことで、工事中の変更を最小限に抑えましょう。

資材や設備の納期遅延

特注家具やオーダーメイド什器は納期が長くかかります。予定通りに納品されない場合、納品が完了するまで工事はストップしてしまうことになります。


【対処法】

施行開始前には、できるだけ必要な資材や設備を確保しておきましょう。納品スケジュールを徹底管理することのほかに、既存や中古の設備などを活用することも検討してください。

特に、厨房設備や給排水設備など取り替えに時間がかかる設備は、可能な限り既存のものを活用することで大幅な時間短縮につながります。ただし、安全性や機能性を損なわないよう、専門家のアドバイスを受けながら判断しましょう。

業者のスケジュール調整

人気がある業者は予定が埋まっていることが多いため、何かひとつでも工程が遅れるとその後の予定が合わせられなくなることもあります。


【対処法】

人気の業者に任せたい場合は、早めに依頼して余裕を持った契約をするようにしましょう。また、過去の実績も確認し、スケジュール管理が得意な業者を選ぶことも大切です。

複数の業者から見積もりを取り、内容・価格・工期・提案内容などを比較して選びましょう。信頼できる業者を選ぶことで工事の遅延や手戻りを防ぎ、改装期間を短縮できます。

天候や災害

屋外工事を行う場合は、悪天候が影響を与えて工事が遅れてしまうこともあります。


【対処法】

天候や災害は人力ではどうしようもありませんが、台風や梅雨の時期などはできるだけ避けるようにすることがおすすめです。

許可申請などの遅れ

飲食店など保健所や消防署の許可が必要な場合には、申請の処理に時間がかかることがあります。思ったよりも許可取得に時間がかかってしまい、オープン時期が予定よりも遅れてしまったというケースは珍しくありません。


【対処法】

保健所や消防署など、必要な申請は事前に済ませておくようにしましょう。

改装の期間についてよくあるQ&A

最後に、改装の期間についてよくある質問をまとめました。

Q. 店舗改装中も営業は可能ですか?

A. 改装の規模によっては営業可能です。


小規模な内装変更や部分改装であれば、工事エリアを仕切って営業を継続できるケースもあります。ただし、安全性や騒音、においなどに配慮が必要です。大規模な改装の場合は、一時的な休業が求められることが一般的です。

Q. 設計段階での変更があると、どのくらい工期に影響しますか?

A. 設計変更の規模にもよりますが、1〜2週間〜1ヶ月以上の遅延が発生することもあります。


特に構造や設備に関わる変更は、資材の再手配や申請のやり直しが必要になることもあるため、できるだけ初期段階でプランを固めておくことが大切です。

Q. 店舗改装の相談は着工のどれくらい前から始めるべきですか?

A. 少なくとも着工の2〜3ヶ月前からの相談をおすすめします。


設計・見積・許認可の確認など、実際の工事に入る前の工程が意外と時間を要します。繁忙期を避けたい場合や、複数業者を比較検討する場合はさらに余裕を持っておきましょう。

Q. 繁忙期(年末・年度末)はやはり改装期間が長引きますか?

A. はい、長引く傾向があります。


業者のスケジュールが埋まりやすく、資材の納期も通常より時間がかかる場合があるためです。希望時期に確実に工事を進めたい場合は、早めの予約と着工がポイントになります。

まとめ

店舗改装の期間は、業態や規模によって異なりますが、一般的に1〜2ヶ月程度です。飲食店は設備の関係で長めになる傾向がある一方、小売店やオフィスは比較的短期間で完了できます。改装期間を短縮するには、早期からの計画立案、信頼できる業者の選定、効率的な工程管理、既存設備の活用などがポイントです。


改装は店舗の魅力を高める重要な投資ですが、適切な計画と実行が不可欠です。株式会社バイソンは、豊富な経験と専門知識を活かし、お客様の店舗改装を全面的にサポートいたします。計画から実施まで一貫してお手伝いできますので、店舗改装をお考えの方は、ぜひ株式会社バイソンにご相談ください。お客様の理想の店舗づくりを共に実現してまいります。

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